甲状腺機能亢進症と腎不全と闘う:::最愛の黒猫kuma(永遠の17歳)と2代目kuw(7歳)としゅぽぽの徒然にっき
2007/04/05 (Thu)
術前測定4kg!!!!!
(便秘ぎみであるからうんこちゃんの重さ?!かもしれぬが;)
麻酔ついでに歯石除去もお願いした
あとは無事に坊ちゃんが私たちの元に帰ってくるのみ
もうすぐお迎えです(*^。^*)
長いので つづきはこちら...
今回手術の内容はさほど難しいものではないらしい
しかし肝臓腎臓心臓すべてに障害のある15歳目前の老齢のkumaにとって
麻酔はどれほどのリスクをかかえるのだろう
手術事態にはわたしがしてやれる事は何もない
だけどできるだけ100%に近い結果をだしてもらいたい!
主だった不安。
痛み、麻酔の覚醒、後遺症、術後のケア
なかでも一番不安が麻酔、、、
なぜならこの段階での医療ミスが非常に多いからで
医療基準に満たない誤った麻酔事故が多く、
適切な麻酔方法、麻酔薬、術中管理を素人ながらも最低限こちらも把握して
術前に疑問をぶつける事にした。悔いが少しでも残らないために。
救えるべき命を些細な見落としで...なんて事には絶対してはならない。
なのでまず麻酔について調べてみる
●麻酔(意識消失、鎮痛、反射抑制、筋弛緩)
まず麻酔とは第一に不動化が目的です。
局所麻酔と全身麻酔にわかれます
(麻酔をかける前に状態を安定させる目的で麻酔前投薬をすることもあります)
とうぜんこの麻酔量をふやせば動かなくするのは簡単なのですが
用量が多ければ多いほど血圧の低下、心肺機能の低下が比例します。
そのためには麻酔剤の用量は重要となります。
とくに老齢の機能に障害がある猫ちゃんならなおさらです。
そして今回はじめて知ったのは言葉のとおり体を動かさないようにするためだけの薬があるということです。
麻酔といえば意識朦朧痛み無しと思っていたのですが違いました。
術中覚醒といわれてるものもあり体は全く動かせないけれど(不動化)
痛みや記憶は感じているというものです。
もちろんそれは地獄でしょうしその経験をすると精神障害にもつながるらしいです
調べたところとくに動物は苦痛を言葉では訴えないので知ってか知らずにか鎮痛剤なしでそのまま実行する稀に病院もあるらしいです。(恐ろしすぎです;)
その事実を知った上で術前には麻酔剤の確認をしました
※麻酔
全身麻酔薬にもいろいろと種類があって
おおまかに吸入麻酔薬と静脈麻酔薬にわかれますが全身麻酔の場合先に記した(意識消失、鎮痛、反射抑制、筋弛緩)を満たすために単一の麻酔薬で行われるのは珍しいようでバランス麻酔といって吸入、静脈を併用するのがほとんどのようです
kumaの場合は後方の全身麻酔となりました
kumaに使用されたのは吸入麻酔薬イソフルレンと鎮痛剤ブトルファノールです
吸入麻酔薬
イソフルレン(イソフルラン)【ハロゲン化エーテル系吸入麻酔剤】
麻酔導入がエンフルランよりは速やか
麻酔臭が刺激となり、猫ではいやがって麻酔を吸わないことがある
(心疾患時などにおいて、興奮が心拍数の上昇をまねくので、マスク単独での導入はかえって危険をまねくことになることもある。)
単独での導入は難しい
心臓への影響はほとんどなく、安定し良好
覚醒時に心拍数の低下を招くが、血圧の低下は認められない
ドブタミンの投与で心拍数はコントロール可能
脂肪への溶解が起こるので、肥満の動物では覚醒が遅くなる
鎮静作用のみであり、鎮痛作用はほとんどない
よってイソフルレン単独では、不動化しているだけであり動物は痛みを感じる
併用鎮痛剤
ブトルファノール【モルフィナン系鎮痛剤】
準麻薬扱いのオピオイド
作用時間が2時間程度
投与直後は呼吸抑制と低血圧と心拍低下
鎮咳作用、鎮静作用が強い
個体差が、非常に大きい
頭蓋疾患時には注意が必要
医学ノート【吸入麻酔薬】参考
http://suuchan.net/note/Chapter-311801.html#311801000000
●手術前血液検査
フィラリア検査(犬に多いらしく猫の場合は稀であるらしいが念の為チェック)
手術の内容によってはフィラリアをがあることにより不可な場合があるらしい
結果:kumaには無かった
●病院設備、手術内容、スタッフの確認
※麻酔の際には酸素の投与と点滴による血圧低下の抑制が絶対条件です
術中に必要である心電図モニター、呼吸モニター、血圧モニターなどの装着の確認
※執刀医計3名【主治医、院長】←あなたの腕にかかってますkumaの命
麻酔監視装置を管理するスタッフ(医師であること)←とても重大な役目
その他補助スタッフ
※口内の腫物2ヶ所レーザーにて切除及び歯石処置
1.術前検査に異常がなかったうえで
2.腎臓肝臓、血圧低下を配慮して静脈より輸液
3.痛みや気分を和らげるクスリの投与
4.完全に意識を無くさせるクスリの投与
5.気管に口から直接肺までチューブを入れる(気道確保)
6.麻酔状態の維持(吸入麻酔薬)
いよいよkumaの頑張りどころ【本番】です
今回の手術はおよそ1時間ほど
手術の終了とともに麻酔の覚醒
吸入麻酔での覚醒は比較的速やかでだいたい手術後2,30分ほど
引き続き静脈点滴1日入院
4/5 夕方お迎え おうちに元気に帰宅!!!!! の予定"^_^"
術後の心配要素
後遺症、(視聴覚障害、神経系、精神的ストレス、、、、)
ヤケドの完治
鎮痛剤の投与
食欲不振
肝.腎.心.肺機能の低下
=^ェ^= ぼくはkuma...最新BLOGはこちら
しかし肝臓腎臓心臓すべてに障害のある15歳目前の老齢のkumaにとって
麻酔はどれほどのリスクをかかえるのだろう
手術事態にはわたしがしてやれる事は何もない
だけどできるだけ100%に近い結果をだしてもらいたい!
主だった不安。
痛み、麻酔の覚醒、後遺症、術後のケア
なかでも一番不安が麻酔、、、
なぜならこの段階での医療ミスが非常に多いからで
医療基準に満たない誤った麻酔事故が多く、
適切な麻酔方法、麻酔薬、術中管理を素人ながらも最低限こちらも把握して
術前に疑問をぶつける事にした。悔いが少しでも残らないために。
救えるべき命を些細な見落としで...なんて事には絶対してはならない。
なのでまず麻酔について調べてみる
●麻酔(意識消失、鎮痛、反射抑制、筋弛緩)
まず麻酔とは第一に不動化が目的です。
局所麻酔と全身麻酔にわかれます
(麻酔をかける前に状態を安定させる目的で麻酔前投薬をすることもあります)
とうぜんこの麻酔量をふやせば動かなくするのは簡単なのですが
用量が多ければ多いほど血圧の低下、心肺機能の低下が比例します。
そのためには麻酔剤の用量は重要となります。
とくに老齢の機能に障害がある猫ちゃんならなおさらです。
そして今回はじめて知ったのは言葉のとおり体を動かさないようにするためだけの薬があるということです。
麻酔といえば意識朦朧痛み無しと思っていたのですが違いました。
術中覚醒といわれてるものもあり体は全く動かせないけれど(不動化)
痛みや記憶は感じているというものです。
もちろんそれは地獄でしょうしその経験をすると精神障害にもつながるらしいです
調べたところとくに動物は苦痛を言葉では訴えないので知ってか知らずにか鎮痛剤なしでそのまま実行する稀に病院もあるらしいです。(恐ろしすぎです;)
その事実を知った上で術前には麻酔剤の確認をしました
※麻酔
全身麻酔薬にもいろいろと種類があって
おおまかに吸入麻酔薬と静脈麻酔薬にわかれますが全身麻酔の場合先に記した(意識消失、鎮痛、反射抑制、筋弛緩)を満たすために単一の麻酔薬で行われるのは珍しいようでバランス麻酔といって吸入、静脈を併用するのがほとんどのようです
kumaの場合は後方の全身麻酔となりました
kumaに使用されたのは吸入麻酔薬イソフルレンと鎮痛剤ブトルファノールです
吸入麻酔薬
イソフルレン(イソフルラン)【ハロゲン化エーテル系吸入麻酔剤】
麻酔導入がエンフルランよりは速やか
麻酔臭が刺激となり、猫ではいやがって麻酔を吸わないことがある
(心疾患時などにおいて、興奮が心拍数の上昇をまねくので、マスク単独での導入はかえって危険をまねくことになることもある。)
単独での導入は難しい
心臓への影響はほとんどなく、安定し良好
覚醒時に心拍数の低下を招くが、血圧の低下は認められない
ドブタミンの投与で心拍数はコントロール可能
脂肪への溶解が起こるので、肥満の動物では覚醒が遅くなる
鎮静作用のみであり、鎮痛作用はほとんどない
よってイソフルレン単独では、不動化しているだけであり動物は痛みを感じる
併用鎮痛剤
ブトルファノール【モルフィナン系鎮痛剤】
準麻薬扱いのオピオイド
作用時間が2時間程度
投与直後は呼吸抑制と低血圧と心拍低下
鎮咳作用、鎮静作用が強い
個体差が、非常に大きい
頭蓋疾患時には注意が必要
医学ノート【吸入麻酔薬】参考
http://suuchan.net/note/Chapter-311801.html#311801000000
●手術前血液検査
フィラリア検査(犬に多いらしく猫の場合は稀であるらしいが念の為チェック)
手術の内容によってはフィラリアをがあることにより不可な場合があるらしい
結果:kumaには無かった
●病院設備、手術内容、スタッフの確認
※麻酔の際には酸素の投与と点滴による血圧低下の抑制が絶対条件です
術中に必要である心電図モニター、呼吸モニター、血圧モニターなどの装着の確認
※執刀医計3名【主治医、院長】←あなたの腕にかかってますkumaの命
麻酔監視装置を管理するスタッフ(医師であること)←とても重大な役目
その他補助スタッフ
※口内の腫物2ヶ所レーザーにて切除及び歯石処置
1.術前検査に異常がなかったうえで
2.腎臓肝臓、血圧低下を配慮して静脈より輸液
3.痛みや気分を和らげるクスリの投与
4.完全に意識を無くさせるクスリの投与
5.気管に口から直接肺までチューブを入れる(気道確保)
6.麻酔状態の維持(吸入麻酔薬)
いよいよkumaの頑張りどころ【本番】です
今回の手術はおよそ1時間ほど
手術の終了とともに麻酔の覚醒
吸入麻酔での覚醒は比較的速やかでだいたい手術後2,30分ほど
引き続き静脈点滴1日入院
4/5 夕方お迎え おうちに元気に帰宅!!!!! の予定"^_^"
術後の心配要素
後遺症、(視聴覚障害、神経系、精神的ストレス、、、、)
ヤケドの完治
鎮痛剤の投与
食欲不振
肝.腎.心.肺機能の低下
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2006年12月 kumaは
自分で動く事が困難になった
そんな時耳にした*歌*
うろ覚えながらに口ずさむと
返事をするかのようにシッポを動かし
ヨタヨタしながら起き上がり
しゅぽぽの足元に何度もやってきた
あと少しで虹の橋...
だけどkumaは戻ってきた
がんばるkumaやんの応援歌
『ぼくはくま』
続き...
自分で動く事が困難になった
そんな時耳にした*歌*
うろ覚えながらに口ずさむと
返事をするかのようにシッポを動かし
ヨタヨタしながら起き上がり
しゅぽぽの足元に何度もやってきた
あと少しで虹の橋...
だけどkumaは戻ってきた
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相方:こなきじじい
黒猫:
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